TOP ぬかぴーのツブヤキ 改めて考える東京五輪

ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ぬかどこのつぶやき
2020.09.09

改めて考える東京五輪

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「改めて考える東京五輪」という記事がありました。

現在、一度収まりかけたコロナの猛威がまた復活しつつあり、私自身もそうですが、来年に延期された東京五輪は本当に開催できるのかと皆さんも思っているのではないでしょうか。

この記事の中では自らも弱視の障害があり、障害者の社会参画拡大に取り組んでいるアイルランドのキャロライン・ケイシーさんは以下のように言っています。
「世界には13憶人の障害者がいる。全世界人口の2割弱に相当しその家族や友人を合わせた購買力は8兆ドル(840兆円)に達するともいわれている。ただ障害者の多くはビジネスの現場で自身の価値を発揮できていない。企業が社内外のバリアーを取り除くことができればそれはインクルーシブ(包摂的)な社会作りにつながる。」
さらにケイシーさんは「五輪では男女の区別がある。ならば、なぜ障害者というくくりがあってはいけないのか。将来的には五輪とパラのくくりがなくなり、1つの大会として開催するようになって欲しい。」とも言っています。

このような考えは頭に浮かんだこともありませんでしたが、でもその形を想像してみるとおもしろいのではないかとも思いました。コロナ禍でいろいろな問題がむき出しになった今だからこそ、今までの考えを捨ててみなければならないのではないでしょうか。