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ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ぬかどこのつぶやき
2020.09.17

働きバエ 農家を救う

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「働きバエ 農家を救う」という記事がありました。

イチゴなどの果実の栽培に欠かせない授粉にハエを利用するというもので、授粉というと一般的にはミツバチが思い出されますが、近年そのミツバチが農薬の影響等で減少しているようで、その代わりとして注目を集めているようです。

私は個人的にはハエは好きではありません。どちらかというと嫌いです。ただ2011年に4万匹ほどだったハエの生産量は19年度に1,200万匹までに拡大したそうで、ハチのような働きをするハエ(フライ)ということから「ビーフライ」と名付けられたとのこと。
ビーフライが拡大した理由はミツバチのように刺さない、その活動温度が10-35度と広く天候にも左右されない等があるそうです。(ちなみにミツバチの活動温度は15-25度だそうです。)更にきれいな形のイチゴを作るには、花の中心の雌しべにまんべんなく花粉をつける必要があり、ミツバチの時には目立った奇形がハエの時には改善したそうです。

ただ一番の懸念材料は消費者のイメージだそうで、ハエ=不衛生だと思われないか、食べ物だけにハードルは高く先入観を拭い去るのはなかなか難しいとのこと。
ハエは嫌いですが、もしスーパーで「ビーフライの授粉によるイチゴ」が売っていたら、是非とも買ってみようと思います。