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発信者:ぬかどこのつぶやき
2020.09.18

本当に必要なもの

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「コロナが変えた最後の風景 葬儀もリモート」という記事がありました。

これは今までの葬儀が高齢者の参列が多いうえ、参列者が親密に会話する等、3密になりやすいために形を変えざるを得なくなってきているというものです。
ただ、単純に規模を縮小すると参列できなくなる人も出て来てしまいます。私もそうですが、やはり家族や親戚はもちろんのこと、親しい関係の人の葬儀には参加して最後のお別れをしたいものだと思います。そこで葬儀会社では「リモート参列サービス」や「ネット葬儀システム」なるものを始めたそうです。
後者ではまず家ごとの専用ページを設け、遺族は訃報をメールやLINEで配信し、供花や香典もクレジット決済で受け付け、葬儀はネット中継されるので遠隔地からも参列でき、喪主の挨拶も動画で配信可能とのことです。
またある会社では新型コロナウィルスで亡くなった方のために、特製遺体袋の窓を大きくして最後の別れに配慮したそうです。

葬儀の意味とは何でしょうか。ある葬儀会社の取締役の方は「遺族が喪失感にけじめをつけ、社会に立ち戻るのを助ける意味がある。それは形が変化しても変わらない」と言っています。
コロナ禍は今まで普通に行われてきた様々なことの「本当に必要なもの」を浮かび上がらせたと言えるのではないでしょうか。