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ぬかぴーのツブヤキ

発信者:コアラ
2020.11.23

銀杏ガール

独特なニオイがあっても、食べると美味しいものってイロイロあります。
秋の実りのひとつ、ギンナンもそうですね。可食部分は臭いところの内側。さすがに、思いつきで拾うことはしませんが、ありがたい自然の恵み。茶碗蒸しや焼鳥屋さんのぎんなん串って美味しいですもんね。

先日、犬連れで出かけた場所でちょうどパラパラ落ちてきて、運良く持っていた使い捨てビニール手袋をはめ、採ってみました。数えると70粒くらい。外側の柔らかい部分(外種皮)は取り除き、硬い殻の部分を洗い、日に干しました。後は殻を割り、フライパンでから煎りか、茹でて薄皮を剥けば、プルンと美しい翡翠色のギンナンたち。もっちりとした食感も虜に。

そういえば、樹木のイチョウも実のギンナンも同じ「銀杏」という漢字なのはなぜ?
栄養価だけでなく薬効もあり、鎮咳(咳止め)や滋養強壮に効くって?
ナゾもウンチクも興味が広がってきました。

イチョウの起源は恐竜のいた時代よりももっとずっと前、約2億5千万年前の古生代中頃に地球上に出現した植物だそうで、氷河期も奇跡的に生き残ったんですって。ダーウインが、「生きた化石」と呼んだそう。

食べ過ぎると中毒症状がでるというけれど、ナン粒まで食べていいのかな?