ぬかぴーのツブヤキ

皆さん、こんにちは。
先日の東京新聞に「女川原発の同意　再稼働に歯止めが利かなくなる恐れ」という記事がありました。

これは東日本大震災の発生からおよそ9年8か月、宮城県知事が東北電力女川原発2号機の再稼働に同意したという記事です。原子力規制委員会の新規制基準「適合」からわずか9か月での同意は、再稼働を待つ他の原発にも影響を及ぼすというものです。
背景にあるのは菅首相が打ち出した「2050年の温室効果ガス排出実質ゼロ」という政策があるのではないでしょうか。そのためには原発が必要だという流れを作り出してしまう恐れがあります。
いったん事故が起こればどうなるかはもう分かっているはずだと思うのですが。また、使用済み核燃料の問題も解決の糸口も見えない中での再稼働など更なる負担を未来に先送りしているだけではないのでしょうか。
この原発再稼働もそうですが、日本学術会議の問題や新型コロナの感染増大の陰に何か重要な問題が隠れているような気がします。