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発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.01.06

人権保護、供給網に拡大

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「人権保護、供給網に拡大」という記事がありました。

これは上場企業が取引先を含めた人権問題への対応を積極化し、取引先に児童労働ゼロを求めたり、人権侵害の恐れのある地域からの原料調達を減らしているというものです。
ESG(環境・社会・企業統治)投資の流れから企業は自社内だけでなく、サプライチェーン(供給網)でも人権保護に取り組むように求められており、対応が急務とのことです。こういったサプライチェーンまでを巻き込んでの対応という流れは今後、人権問題だけではなく、他の面でも表れてくるのではないでしょうか。
政府が2050年までに温室効果ガス排出量を実質0を目指す目標を掲げたこともあり、自動車業界では走行時だけでなく製造から廃棄に至る車のライフサイクルでのカーボンニュートラルも課題となるそうです。ということは広告チラシからパンフレット、保証書や説明書等の印刷物もその中に入ってくるのではないでしょうか。
2年前のエコプロにてRE100を標榜している上場会社の方にその流れについてお聞きしたところ、「まだ、サプライチェーンまでは…」ということでしたが、そうも言っていられなくなってきたようです。いろいろな事業会社様の環境報告書やCSR報告書では原材料や製造時に発生するCO2排出量を積算し、それをオフセットすることが当たり前になるのも間近ではないでしょうか。
弊社では見積もり時点から印刷物作成時のCO2排出量の計算ができ、カーボンオフセット等のお手伝いもできますのでお気軽にご相談ください。