ぬかぴーのツブヤキ

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「戻らぬ需要　淘汰加速も」という記事がありました。

これは新型コロナが世界で広まってから1年余りがたち生活様式や企業は大きく変わり、モノやサービスの価格の仕組みは揺れているというもので、鋼材やガソリン、トラック等を上げております。
鋼材で言いますと、メーカーの製鉄会社さんは昨夏以降、原料高を背景にH型鋼と呼ばれる鋼材を1トンあたり計2万3千円値上げしたのに対して、販売する問屋や商社さんは9千円の値上げしかできていないそうです。少子高齢化が進む日本ではコロナ終息後も需要の大幅な回復は見込ずらく、このままでは問屋さんの経営が持たず淘汰が進む可能性があるとのことです。同様のことがガソリン業界や運輸業界でも起きているそうです。御多分に漏れず印刷業界もデジタルへの移行等で用紙の需要は毎年減り続けております。他業界同様、印刷業ももう元の需要には戻らないことを前提に考えて自社の進むべき道を模索していくしかないのではないでしょうか。