ぬかぴーのツブヤキ

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「モスの600円食パンは、なぜ金曜限定販売なのか」という記事がありました。

これは高級食パンに代表される食パン専門店はコロナ禍でも販売を伸ばし続けており、その中に2月からモスフードサービスさんが新規参入をしたというものです。
私の地元にもこのようなお店は出来ており1度購入してみたこともあります。確かにおいしかったです。この高級食パンブームの火付け役となったのは「乃が美」さんで、19年初頭に100点前後だった店舗数は21年4月には216店舗になったそうです。
しかし、なぜモスさんまでもがと思いました。しかも600円という値段です。ただその販売方法は変わっております。まず商品名ですが『バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン』というそうです。凄いインパクトでこれなら印象に残るのではと思わされます。売り方も変わっており、毎月第2、第4金曜日の月2回の販売で、しかも予約販売のみ、さらにその予約もモバイルやネットではなく店舗でしか受け付けないとのことです。
モスさんのこれらの取組は既存の中高年以外の若年層の取り込みや来店によるついで買いの狙いがあり、更には予約のみによる廃棄ロスもあるとのこと。3月の2回の売上では合計で142,000食で約8,520万円になったそうです。もしこのままのペースで推移すると年間で約10憶円となるそうで、モスさん全体での連結売上高は689憶円なので高級食パンが大幅に全体を底上げするものでもないとのこと。
でも、このような取り組みでモスさんはまたいろいろな意味でファンを増やしたのではないのかと私は思いました。