TOP ぬかぴーのツブヤキ パックご飯、食卓の常連へ コメ離れ尻目に価格上昇 

ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.07.27

パックご飯、食卓の常連へ コメ離れ尻目に価格上昇 

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「パックご飯、食卓の常連へ コメ離れ尻目に価格上昇」という記事がありました。

これは、電子レンジで温めればすぐにほかほかのご飯が食べられる「パックご飯」の店頭販売価格が上昇しているというもので、通常のおコメは、新型コロナウイルス禍による需要減少が追い打ちとなり、2020年産は6年ぶりに価格が下落したそうです。
「仕事で帰宅が遅くなった時にすぐに食べられて便利だし、炊飯器は持っているけどお米を炊くのに時間がかかるから忙しい平日は使わない」。こう話す都内で単身生活を送る医師の女性(44)はパックご飯を買い置きしているそうです。

あるデータでは、スーパーで販売するパックご飯全体(1袋複数個入り含む)の平均販売価格は、20年は前年比3%高の331.2円だったそうです。
一方、おコメは20年産の全銘柄平均が60キロ(1俵)あたり1万5143円(20年9月時点)と前年同期比4%安になり、6年ぶりに下落したとのこと。
調査会社のマイボイスコム(東京・千代田)さんが20年10月に実施した調査では、炊飯器を持っている人は9割を超えたそうですが、「ほぼ毎日、1日1回以上炊飯する」割合は10年比10.3ポイント減の50%だそうで、ご飯を食べようとの意識は持ちつつも、炊くのは面倒との思いが透けており、そこを埋めるように、パックご飯は需要を伸ばしているのだそうです。

価格の面では、パックご飯はご飯茶わん1膳に相当する150グラムに換算すると81円になり、お米の場合ですと1膳26円の計算になるそうで、パックご飯は精米を炊飯するよりも3倍以上高くなることも。
これは、コメを研ぐ、浸す、炊くといった一連の作業と時間を思えば高くない、と考える層がじわりと増えているといえるだろうとのことです。

確かに我が家でも最近はお米を炊くことが少なくなってきました。炊いても食べきれずに冷凍したりもしています。ただ、この記事のようにここまで価格が違うと面倒でも炊飯器で炊こうと思いました。