TOP ぬかぴーのツブヤキ サケ捕れずマンボウ揚がる北海道 海洋熱波で生態系異変

ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.09.22

サケ捕れずマンボウ揚がる北海道 海洋熱波で生態系異変

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「サケ捕れずマンボウ揚がる北海道 海洋熱波で生態系異変」という記事がありました。

これは、この夏に記録的な熱波が地中海沿岸や北米大陸など世界各地を襲いましたが、実は海でも、熱波の影響が深刻になっているというもので、それを水温が記録的に高くなる「海洋熱波」と呼ぶそうです。
「海洋熱波」は水産業や生態系に大きな打撃を加え、その影響は今後さらに破壊的なものになると予想されているとも。

8月から9月の間に順次解禁された北海道の秋サケの定置網漁では、近年はお目当てのサケが捕れず、暖かい海を好むブリや巨大なマンボウも網にかかるようになったそうで、代わりに特産のイカやサンマ、ウニの漁獲量が減っているとも。
もはや北海道近海に現れるサケの数は記録的な不漁だった2019、20年を下回る見通しで、サンマも過去最低だった20年は上回るものの、次に少なかった19年を下回ると予想されているそうです。

先週末のスーパーの鮮魚売り場には生さんまがでていました。ただ、価格は1匹200円前後で身も細く小ぶりでした。ここ2・3年は秋の風物詩のさんまをまともに食べていないような気がします。考えたくはありませんが、もしかしたらこのまま本当に食べれなくなる日がくるのでしょうか。