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発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.09.27

ぴったりファッション、消費者が育てる 小柄や男女兼用

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「ぴったりファッション、消費者が育てる 小柄や男女兼用」という記事がありました。

これは、身長や体形、価値観で自分にあった洋服が見つからない……。そんな悩みを抱えた人に向けたファッションブランドが増えているというものです。

ある会社員の女性は身長152センチメートルと小柄で、学生時代はブカブカでも大きめのサイズを着ていたそうですが、社会人になると、それが「だらしなく見えてしまう」と気になったそう。そんな女性が出合ったのが、小柄な女性に向けのブランドのCOHINA(コヒナ)さんだそうです。
コヒナさんでは「小柄であることをポジティブにして、自分を好きになるきっかけになれば」と、2018年に155センチ以下の女性を対象にしたブランドを始め、カジュアルから仕事着までそろえ、直近では単月の売上高が前年同月比で数十%伸びているとも。
単に丈を詰めるだけではなく、ボタンの配置なども最初から小さなサイズに配慮しているそうです。

このように一般的なサイズと比べ市場の規模が限られた小柄な女性向けのアパレルが成り立つようになったのは、インターネットで直接販売する手法が定着したことに加え、SNSを通じて消費者と直接つながったからだそうです。
「デニムにカーキ色のコートを合わせてみてください」。コヒナさんが「インスタグラム」で流すライブ配信では、視聴者からのコメントが絶えないそうです。一方的に新商品を紹介するだけではなく、その場の要望に応じて様々なコーディネートを披露しており、2019年6月ごろから毎日、800日以上連続でライブ配信しているそうです。
SNSは消費者を巻き込んだコミュニティづくりにつながり、ライブで知り合った消費者同士が10人程度集まって食事をする「コヒナ会」も開かれ、ブランドに共感するファンがネットワークを広げていくそうです。

凄いですねコヒナさん。800日以上も連続でライブ配信しているというのは並大抵ではないと思います。でもそうすることによってコミュニティづくりができ、コヒナというブランドに共感するネットワークが広がっていくという成功例ができたのではないでしょうか。