ぬかぴーのツブヤキ

シリーズ第2作「黛家の兄弟」が山本周五郎賞を受賞した直後なので、少しミーハーのようですが。。。

砂原浩太朗さんの神山藩シリーズ、おすすめです。

直木賞の候補作になった第1作「高瀬庄左衛門御留書」、それを新刊で超えてくるところがすごい！（個人の感想です）

（架空の）神山藩を舞台に、時代が違い続き物ではないけれど前作と共通する登場人物がいて、えっ、あの人が、という展開もあり。

主人公が難しい立場にあっても誠実に生きていて、でも蛇蝎のごとく嫌う人もいるのだろうな、と。

それを本人が承知して飲み込んでいるところがまたすごい。

久しぶりの時代小説、面白かった！　砂原浩太朗さん・神山藩シリーズ、大注目です。