ぬかぴーのツブヤキ

皆さん、こんにちは。
今日は最近のスポーツ界のニュースから2人の女性アスリートについて感じたことをお伝えします。

1人目は女子テニスの大阪なおみ選手についてです。彼女は先日の米国女子ツアーで準決勝を棄権しました。それは警官による黒人男性の銃撃事件に対する抗議の表明です。
「私は一人のアスリートである前に一人の黒人女性です。黒人女性として、今は私のプレーを見てもらう以上に、大切な問題があると感じています。私が試合をしないことで、劇的な変化が起こるとは思っていません。それでも、白人が主流のこの競技で対話を始めるきっかけになれば、正しい方向へと踏み出す一歩になるはずです」
このことによって失うものも大きかったかも知れません。ただ、彼女は考えに考えてこれは自分の責務だと実行したのだと思います。何も発言しなければ波風は立たずそのまま過ぎていくと思いますが、敢えて発言した彼女は凄いと思います。

2人目は女子水泳の池江恵理子選手の復帰レースについてです。以前にも池江選手については書いたことがありますが、今回は1年7か月ぶりのレースでの「負けたくないという気持ちはしっかり残っていた」との言葉が印象的でした。最盛期から比べたらあまりにも細い体を見て痛々しく思っていましたが、その言葉を聞いて彼女には余計なことだったと思いました。
また「希望が遠くに輝いているからこそ、つらくても前を向いて頑張れる」とも。2024年のパリ五輪までこのまま頑張ってほしいと思いました。