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発信者:ぬかどこのつぶやき
2020.11.18

アルミ缶、脱プラが追い風

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「アルミ缶、脱プラが追い風」という記事がありました。

これは東南アジアなどの人口増加国を中心に需要が増え、世界のアルミ缶材の需要は22年までに19年比11%増えるとのことです。
この背景にはいろいろありますが、ひとつはペットボトルが海洋プラ等の環境への影響からアルミ缶へのシフトにつながっているという面もあるそうです。また、アルミ缶はもともと、1度使用しても品質が落ちず再利用しやすく、さらに再利用コストも安いそうで、500ml容器1本当たりのリサイクル費用の平均値はアルミ缶が0.21円、ペットボトルが5.42円、ガラス瓶は8.36円だそうです。
ただマイナス面もあるようで、製造時に大量の電力を消費し環境負荷が大きいため、500ml 1本当たりのCO2排出量はペットボトルが137gに対しアルミ缶は170gになるそうです。でも、こうした問題もそのうちクリアされ資源のループが回されるようになれば、自販機の飲料もアルミ缶製で一杯になるかもしれません。