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発信者:ぬかどこのつぶやき
2020.11.19

新規事業の〈タイムマシン経営〉 中国をコピーする時代

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「新規事業の〈タイムマシン経営〉 中国をコピーする時代」という記事がありました。

これはインフォリッチさんという会社が2018年4月に始めた事業で、スマートフォンの充電用バッテリーの貸し出しサービスのことです。
「チャージスポット」という名前で、国内設置台数は21,000台、市場シェアは9割を超えているそうです。ただ、このサービスの元となる事業は中国で2015年頃に生まれているそうで、それを見たインフォリッチさんの創業者である秋山氏が2016年にそのサービスの存在を知り、「とても理にかなったビジネスで、香港や日本でも通用する」と考え、紆余曲折を経て事業化したそうです。
使い方はスマホに専用アプリをダウンロードし、アプリ上の地図で貸出機の場所を探し、QRコードをスキャンしてバッテリーを取り出せるようにするもの。1時間未満で150円からの料金は電子決済するというやり方は中国と全く同じだそうです。
表題の「タイムマシン経営」とはソフトバンクの孫さんが経営効率を高める手法として標榜したそうですが、そのネタ元が中国だったという訳です。ここで大事なのはたとえそれが中国のものだろうがどこのものだろうが、良いものが見極められて、それを取り入れてみるという考えではないでしょうか。