ぬかぴーのツブヤキ
発信者:ぬかどこのつぶやき
2020.12.22
コロナで積もるプラごみ
皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「コロナで積もるプラごみ」という記事がありました。
プラスチック製のレジ袋が有料化されて5か月。海洋汚染などが問題視されるプラごみは減ったのでしょうか?という問いかけです。
名古屋市の実例をもとに検証していて、名古屋市は2007年に全国に先駆けてレジ袋有料化に着手し、2009年に全市に広げたそうで、スーパーなどで客が辞退したレジ袋は07年~19年度で延べ31億枚に上ったそうです。ただレジ袋が全体に占める割合は小さく、同市のプラごみの総量は19年度は約5万トン(うちレジ袋は1割)と有料化を始めた07年度に比べ8.1%増えたとのこと。コロナ禍ではより鮮明で今年4~10月は前年同期を7.7%上回ったそうです。この原因と考えられるのは外食の手控えや自宅での調理が増えたことによって家庭から出る弁当容器や食材トレーなどのプラ製容器が増えたことによるものだそうです。
名古屋市だけでなく、大阪市では同様に12.5%、東京23区でも6.4%増えたそうで、レジ袋だけでは駄目で、過剰包装や販売方法の見直し等が求められているようです。
このような問題を解決する手段の1つとして量り売りというものが最近耳にしました。私も昔、お肉屋さんでバイトしていた時は、お客さんの注文に応じて、秤で測って紙の袋に入れていました。その時はプラ袋は必要ありませんでした。ただ、効率が重視される現在ではそういった商売はなかなか難しいような気がします。