ぬかぴーのツブヤキ

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「東京・丸の内　鉄鋼ビル　全電力、再生エネ由来に」という記事がありました。

これは東京・丸の内の「鉄鋼ビル」を運営する鉄鋼ビルディングさんが同ビルで使う全電力を再生可能エネルギーに切り替えるというもので、2021年1月にバイオマス発電に変更するそうです。
丸の内の大規模ビルで全量を再生エネに転換する動きは初だそうです。弊社のお客様もご入居されており、よくお伺いするので馴染みがあります。15年に建て替えた時に、地下の電気室の廃熱を利用した電力供給のほか、全館にLED照明を取り入れる等、省エネを進めてきていたそうですが、今回の再エネ活用でさらに年8千トンのCO2の削減が期待できるそうです。このことで年間の電力料金は1割強上がる見込みですが、入居企業には価格転嫁はしないとのこと。
新型コロナを機にオフィスの縮小や退去が増える見通しの中、環境に配慮する考えを打ち出し他のビルとの違いを打ち出すそうです。
また、現状の脱炭素の流れから言えば、その削減したCO2はいずれ売れる時代もすぐそこではないでしょうか。このCO2の扱い方によって今後は色々なことが起きてくるのではないでしょうか。