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ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.01.22

速さ、公平、楽しさ、柱に

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「速さ、公平、楽しさ、柱に」という記事がありました。

これは台湾のデジタル担当相であるオードリー・タンさんの、台湾がどのようにコロナに対処したのかについての記事です。
オードリー・タンさんと言えば、IQが180を超え計測不能で自らトランスジェンダーであることも公表しています。
まず最初の「速さ」については、一昨年の12月31日に武漢からの内部告発に台湾の医療関係者が気づき政府に報告、翌1月1日に政府は武漢便の乗客は健康診断を受ける必要があると発令したそうです。武漢からの観光客を誘致していた日本とは大違いです。
2番目の「公平」ですが、マスク不足が懸念された時、誰もが近くの薬局で国民健康保険証を見せれば確実に受け取れ取れるシステムを民間の若者が構築したそうで、タンさんはこのシステムが政府のものより優れているので、そのシステムをさらに良いものに改良していったそうです。この辺の柔軟さが凄いですね。
最後の「楽しさ」ですが、「マスクと同じ材料のため、ティッシュが不足する」というデマが流れた時に(日本でも流れたような気がします)、台湾の行政委員長はうわさが流れた2時間後に、インターネットにお尻を向けて登場したそうです。北京語では在庫とお尻が同じ発音ということをネタにしたジョークだそうで、皆、大笑いして不安は解消されたそうです。
こういった国と国民の間に信頼関係があったからこそコロナも抑え込めたのではないでしょうか。タンさんとはまでいいませんが、日本にももう少しましな言葉をもった政治家がでてきてはくれないでしょうか。