ぬかぴーのツブヤキ

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「減らして増やす新・消費」という記事がありました。

これは使用する素材やエネルギー、廃棄物を減らしつつ、顧客の支持を増やすというもので、この「減らし増やす」が今後の消費ビジネスの合言葉になるとしています。
この例として容器のリユースを手掛ける米国のテラサイクルさんという会社があります。日本でも今春から「Loop（ループ）」という名前でイオンさんや資生堂さん、ロッテさんらと容器のリサイクル事業を始めるそうで、イメージとしては宅配の牛乳でしょうか。洗練されたデザインの容器に詰められた商品が宅配便で運ばれ、無くなれば容器を回収して再利用するそうです。
日本の企業でもそうした動きあります。ユニクロさんでは店頭で回収したダウンジャケットの素材を利用した「リサイクルダウンジャケット」は今冬、ほぼ完売したそうです。また、セブンさんは21年上期に消費期限を2倍にしたチルド型のおにぎりを発売するそうです。セブンさんのおにぎりの年間販売個数は20億個で、消費期限が2倍になれば廃棄を減らせ、配送回数も減らせ、オーナーの負担軽減にもなるとのこと。
このような取り組みを進めることで、社会から必要とされる会社にならなくては生き残れない時代になってきているのではないでしょうか。