TOP ぬかぴーのツブヤキ オンライン修学旅行に密着

ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.02.23

オンライン修学旅行に密着

皆さん、こんにちは。
先日の東京新聞に「オンライン修学旅行に密着 ZoomでシンガポールへGo!」という記事がありました。

東京都葛飾区立花の木小学校で13日、オンライン会議システム「Zoom」で海外と教室を結んだ「オンライン修学旅行」が行われたというものです。
子どもたちは画面越しに観光名所を見学するだけでなく、ネットを通じて現地の人との会話にも挑戦。教室にいながら異国情緒を満喫し、例年とは違う特別な思い出を刻んだそうです。
本来、昨年6月に栃木県日光市の林間学校に2泊3日の修学旅行を予定していたのですが中止に。落ち込む児童を励まそうと、PTA会長の風巻さんらが発案し、オンライン修学旅行をボランティアで手伝っているシンガポールの日本人学校教諭、片野さんに協力を打診。 片野さんは子どもたちの目と耳となって、カメラを構えながら街を巡り、その映像と音声がZoomを通じて、教室の大型モニターに流れる仕組みだそうです。
双方向のやりとりができることもオンラインの大きな利点で子どもたちはただ景色を眺めるだけでなく、シンガポールについての事前学習の内容を基に、疑問に思ったことをその場で片野さんにぶつけました。
「本当にゴミは落ちていないの?」「マンホールの形は?」等の質問に、片野さんはカメラを足元に向け道路の様子を映して答えたとのこと。
また通り掛かった現地の子どもを呼び止め、「出演」を依頼。教室から代表の児童が英語で「日本の印象は?」と尋ねると、「すしやラーメンが好き」と答えが返り、教室中が沸いたとのことです。 発案者の風巻さんも教室で見守ったそうです。「生き生きとした子どもたちの様子に感動した。コロナのせいで何もできなかったではなく、コロナだったから実現できたという思い出を作ってあげたかった」と。
実際にシンガポールに行くのと比べたら確かに満足度は低いかもしれませんが、その分、密度は高くなり良いのではないでしょうか。また、自分たちのためにこのように努力してくれた人たちがいるというのも分かったことだけでも、子どもたちのためになったのではと思いました。