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発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.03.11

職場で感染者、企業が対応苦慮 濃厚接触者追跡の縮小で

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「職場で感染者、企業が対応苦慮 濃厚接触者追跡の縮小で」という記事がありました。

これは新型コロナウイルス感染者の増加局面で、保健所の一部で濃厚接触者の追跡業務に手が回らなくなり、職場で感染者が出た際、その企業自ら濃厚接触者を特定する作業を迫られるケースもあり、その対応に苦慮しているというもです。
通常ですと、感染者が出た際の感染ルートや濃厚接触者を特定する「積極的疫学調査」は保健所の業務であり、これまでは企業で感染者が出た場合、保健所に連絡し保健所が濃厚接触者を特定して2週間の健康観察を求めるなどの対応をとっていました。企業側で代わりに調査することは想定外です。
この背景には一部の保健所が感染者の入院調整などで逼迫し、積極的疫学調査まで手が回らない事態を招いたことがあります。東京都は今年1月、調査対象を縮小し、医療機関や高齢者施設などハイリスク者が多い場所の調査を優先する方針を示し、企業などには自ら対応することを求めた。神奈川県も同じ対応をとったそうです。
企業が濃厚接触者を特定する際の基準としては、発症2日前から感染確定までに長時間の接触があるか、マスクを着けずに1メートル程度の距離で15分以上、会話や会食した場合などに濃厚接触者と判断され、接触から2週間、健康観察と自宅待機が必要になるとのことです。
また、PCRの自費検査で陽性者が判明すれば保健所につなぐことができますが、陰性の場合でも濃厚接触者の自宅待機などが不要になるわけではないので注意が必要です。
一部では緊急事態宣言も解除され始め、気の緩みから第4波ということも考えられますので、気を抜かず自分の身は自分で守りましょう。それがひいては家族を守り会社を守ることにもつながると思いますので。