ぬかぴーのツブヤキ

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「再エネ電気〈私が買う〉」という記事がありました。

これは企業が自社で電気を使用する際は再生エネ由来の電気を指定して利用することができますが、個人の家庭ではそういうことができるとは聞いたことがありませんでした。それが現在では、ブロックチェーンの技術を使い可能になっているというものです。
ブロックチェーンとは情報を持つブロックが鎖のように連なり、一部の情報を書き換えると全ブロックに影響し、原理上は改ざんができないとされているため、電気でも対象とすることができるそうです。
例えば、太陽光発電でつくった電気が余った家庭がその余剰分を売りに出し、その電気を別の家庭が購入するとして、その過程をブロックチェーンが紐づけし「太陽光の電気を融通した」とみなすそうです。こうすると再生エネの電気だけを買い続ければ、再生エネだけの暮らしも成り立ちます。
ただ、そのことによって電気代が上がってしまっては意味がないのですが、電力小売りのTRENDEさんとトヨタ自動車さんが、トヨタさんの社員20名の方の家庭で電気を取引する実験を1年間続けたところによると、電気を買うだけの12軒では電気料金が平均6%下がり、太陽光パネルを持つ8軒では同18%も節約できたそうです。
こうなると、もう大手電力会社さんの原発の電気は本当に要らなくなるのではないでしょうか。