TOP ぬかぴーのツブヤキ 令和版ブルートレイン 郷愁と新鮮さで夜行列車大盛況  その②

ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.08.26

令和版ブルートレイン 郷愁と新鮮さで夜行列車大盛況  その②

皆さん、こんにちは。
先日、令和版ブルートレインが物凄くスピードが遅いという話をしましたが、その理由をお話しします。

京都を午後9時15分に出発した銀河は、和歌山に午後11時42分に着くと、午前1時までなんと1時間以上も停車するそうです。実は、ここが銀河の旅の1つ目のハイライトで、駅から徒歩4分の所にある、深夜2時まで営業している和歌山ラーメンの店で夜食を食べるイベントがツアーに組み込まれているそうです。
私は知りませんが、往年の夜行列車でも、時間調整のために途中駅で長時間停車することがよくあったそうです。さらに銀河では、車内アナウンスで「ラーメンを食べた後は、駅前のコンビニで和歌山限定のアイスクリームが買えます」という案内も流されているとのこと。

その後、1時に和歌山を出発すると車内の照明が消されて就寝となりますが、6時には灯りがともり、6時4分に本州最南端の駅・串本に着きます。
ここでも8時まで2時間近く停車し、今度は用意されたバスに乗り込んで5分ほど移動し、大小の奇岩が並ぶ橋杭岩の観賞をした後に、カツオのたたき丼を朝食として食べるとのこと。早朝にもかかわらず地元のボランティアガイドが待機し、地形の特徴などについて説明を受けるそうです。

このようなコンテンツには地元の協力が必要であり、「銀河は地元の熱意がないと成立しない列車」と言えるようです。
次回は地元とのコラボと低価格についてご紹介致します。