ぬかぴーのツブヤキ

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「米求人 〈接種〉条件が急増　1カ月で2倍に、対面以外にも拡大」という記事がありました。

これは、米国で新型コロナウイルスのワクチン接種を採用の条件とする求人が急増しているというもので、米求人サイトのインディードさんによると、8月7日時点で求人100万件当たり1164件（7日移動平均）で「ワクチン接種」を条件に挙げたそうで、直近1カ月間で2倍近くに急増したとのことです。
変異ウイルスが広がる中で職場の安全を最大限守る手段として、ワクチン接種が新たな採用条件に浮上し始めており、インディードさんは「雇用主はコロナの危険性と、営業制限が経済活動に与える悪影響をよく認識しており、採用段階でワクチン接種を要求し始めた」とも。

米連邦政府機関の雇用機会均等委員会（EEOC）は2020年12月、ワクチン接種のガイダンスを公表し、宗教上の理由やアレルギーなど健康上の理由から接種を拒否する人を除き、職場に入る全従業員に合法的にワクチン接種を義務付けられるとの見解を示しており、接種しなければ解雇するとした行為は不当とした訴訟も、連邦地裁が6月に訴えを棄却したそうです。米企業の接種義務化を容認した初の事例で、企業が義務化を導入する上での判断材料にもなっているとも。

ワクチン接種には7割の壁というのがあるそうです。従来でしたらそれで集団免疫が確保できるとされてきましたが、現状は変異株の猛威によって9割まで必要ともいわれているそうです。さすがに日本ではここまでのことはできないと思いますが、政府の動向を注視したいと思いました。