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発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.09.14

加速する歴史の歩みに備えを ジャック・アタリ氏

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「加速する歴史の歩みに備えを ジャック・アタリ氏」という記事がありました。

これは、元欧州復興開発銀行総裁でミッテラン大統領の特別顧問も務めたジャック・アタリさんの記事です。
アタリさんは「私たちは8月のアフガニスタン政権の崩壊から、忘れられがちな法則を思い返す必要がある」と言っております。実現の可能性が非常に高いと考えられることは、一般的な予想よりもずっと早くに起こるという法則だそうです。
例えば、米軍がアフガン撤収を発表すれば、イスラム主義組織タリバンが首都カブールなどを制圧するのは明らかとも思えたのでしたが、1年以上かかるとの見方が一般的な中、あっという間の制圧でした。

この歴史の歩みの加速は、気候変動から実感できるとも。
気候変動が現実であることは繰り返し発表され、科学的に証明され、記録に残っております。しかも、気候変動の影響は5年前の見通しよりも切迫していることが日々実感でき、対策を講じない限り、2050年に起こると言われていたことが、25年にも起こりうるとも。
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大では、現在よりさらに危険な変異ウイルスの出現を防ぐには、少なくともワクチン接種を義務付けるしか方法がなさそうです。それなのに、わかっていながらも認めようとせず、対策を先延ばしにし、強制しないふりをし、何らかの別の対策を打つべきでも傍観しております。
するとある日突然、ワクチン接種を義務付けることになってしまうとも。
確かにコロナに関しては最近の世界の情勢を見ると接種義務化に行っているような気がします。
最後にアタリさんは以下のようにも言っています。
「地政学から私生活まで、やるべきことはたくさんある。気候変動問題はまだ回避可能で、中国周辺の海域で戦争が起こると決まったわけでもない。公私を問わず、多くの場面でサバイバルの鍵となるのは、先手を打つことだ。」と。
新しく自民党の総裁になる方には是非とも先手を打って、日本の未来を示して欲しいと願いますが…。