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ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.10.04

1杯から始まる心の交流

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「1杯から始まる心の交流」という記事がありました。

これはコーヒーがもつ力で自分の周りに広がる社会の多様性を知ることができるというもので、何軒かのお店を紹介しています。
そのうちの1軒が千代田区にある「ソーシャルグッドロースターズ 千代田」さんです。お店に入るとカラン、カランというかすかな音が小気味良く響いているそうです。それは障害のあるスタッフが焙煎前の生豆から、ゆがみや虫食いのある豆を1つ1つ選別して別のお皿に移している音で、そうすることでムラのない焙煎ができ、豆の風味が引き立つそうです。

また大手でもスターバックスさんは「スターバックスコーヒーnonowa国立店」さんで、国内のお店では初めて手話を共通言語に掲げているそうです。お店のスタッフは聴覚障碍者18人と健常者6人とのこと。その店内では手話のほか、筆談やジェスチャー、メニューの指さし等でコミュニケーションが繰り広げられているそうです。
お店の掲示板には電子マネーの「Suica」の手話の動きが書かれているそうで、それは野菜の「スイカ」を食べる動作とのことです。
お店で7年間働いている聴覚障害のあるスタッフさんは「当初は健常者と住んでいる世界が違う、お互いに理解できないと思い込んでいた」のですが、試行錯誤ののち「実際にぶつかってみたら壁はなかったと気づいた」そうです。
こういうお店に行ってみると自分の世界観も変わってくるのでしょうか。国立方面に行ったら是非とも寄ってみたいと思います。