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ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.10.05

サンマ不漁でダイコン値下がり 食卓で薄れる存在感

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「サンマ不漁でダイコン値下がり 食卓で薄れる存在感」という記事がありました。

これは、秋の味覚のサンマに添えたり、だしが染み込むおでんの具にしたり、これからの季節に出番が増えるダイコンについての記事です。
今年は天候不順の影響で生産量が減っているにもかかわらず、ダイコンは値下がりしているそうです。
夏から秋に市場で出回り量が増える北海道や東北産のダイコンは、今年は生育期の高温と雨不足が響き、東京都中央卸売市場さんによると9月上旬の供給量は前年同期比で約1割少なかったそうです。
農産物の価格は供給が減れば上昇するのが常ですが、卸値は1キロ80~90円と平年価格(過去5年平均)を1~3割下回っているそうです。
安値の要因は、天候不順で太く育たなかったこともありますが、実は大根おろしの相手となるサンマの不漁が影響しているとのこと。
大田市場の9月のダイコン販売量を過去に遡るとサンマの漁獲量とともに下降しており、両者の動きはほぼ相関しているそうです。
名脇役としてのダイコンの出番が減っているのは、サンマに対してだけではないそうで、白いご飯のお供やお茶請けとして重宝された「たくあん」の生産も減少しており、食品需給研究センター(東京・北)さんによると、たくあんの生産は1989年に21万7000トンありましたが、2020年は4万5000トンに落ち込んでいます。食卓から少しずつダイコンの出番が減っているのです。
大根といえばこれからが時期で、実も大きく値段も安くなってきます。上記以外にもおでんや煮物、味噌汁の具やサラダなど食べ方はいろいろとあります。場所はとりますが我が家では白菜ともども野菜室には常に常備しておりますので、今後もお世話になりたいと思います。