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発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.10.13

異常気象リスク再燃 エネルギーや農作物の価格急騰も

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「異常気象リスク再燃 エネルギーや農作物の価格急騰も」という記事がありました。

これは「ラニーニャ現象」が今年も猛威を振るいそうだとの記事で、ラニーニャ現象とは太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけた海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象を指し、平年より高い状態が続く「エルニーニョ現象」と同様に、国内外の異常気象の要因となり得るそうです。
昨年のラニーニャ現象は世界的な天候不順や北半球の厳冬を引き起こし、農作物やエネルギー価格の急騰につながりました。
新型コロナウイルスからの経済正常化が進むなかで、2年連続でラニーニャによる被害が出れば、インフレや経済活動への打撃による景気減速への懸念も浮上してきます。
米気象予測センター(CPC)は9月のリポートで以下のように指摘しました。
「今後数カ月以内にラニーニャの状態へと移行する。2021年から22年にかけた北半球の冬の間、ラニーニャが発生している可能性は70~80%だ」。
ラニーニャが発生していない現在でも農作物や資源の価格は高騰しています。コロナのワクチンの問題でも分かりましたが、いざとなったらどこの国も自国優先になります。食料自給率の低い日本はこの先いったいどうなるのでしょうか。