ぬかぴーのツブヤキ

皆さん、こんにちは。
先日の東京新聞に「正しく民意が反映したと言える？　比例東京の「民主党」は28万票超」という記事がありました。

これは、先の衆院選の比例代表東京ブロックで、立憲民主、国民民主両党に案分される「民主党」と書かれた票が２８万３７８３票に上ったという記事です。
両党はともに、投票用紙に書く略称を「民主党」と総務省に届け出たため、得票に応じて振り分けられることが事前に固まっていたそうです。その総数は社民党などの得票数を上回る規模で、公正な選挙への疑義が生じかねず、専門家は制度改善の必要性を唱えているとも。

比例東京ブロックは、１議席を獲得したれいわ新選組の得票が約３６万票。国民の得票は振り分けられた「民主党」票を入れて約３０万票となりましたが、議席は得られませんでした。 都内の投票所では、記載台に掲示された政党一覧表に略称の「民主党」が２つ並んでいました。有権者は、立民、国民のどちらかに票を投じたケースが多いとみられ、仮に正式な党名を書いていれば、各党への議席配分が変わった可能性もあるそうです。

これって選挙が決定した時点で話題にはなっていたとも思うのですが、何も手が打たれずにそのまま実施してしまったため、なるべくしてなったとも言えるのですが、「民主党」と書いた人たちはどちらの民主党に自分の票が行ったのか分からないのでは何のために投票したのか分からなくなってしまうのではないでしょうか。これでは投票率が下がるのも当たり前のような気がするのですが。