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発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.11.26

〈性〉伝える絵本、親の助けに 幼少から身守る意識

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「〈性〉伝える絵本、親の助けに 幼少から身守る意識」という記事がありました。

これは性教育を扱う絵本が相次いで刊行され、ヒット作も出ているという記事です。
8月刊行の「おうちせいきょういくえほん」(主婦の友社)を監修したのは、医師ユニット「アクロストン」として活動するご夫妻だそうで、「赤ちゃんはどうやってできるの? という疑問に答える本。キーとなる精子と卵子をシールにした」そうで、カラフルなシールを性器の挿絵に貼って、遊びながら妊娠・出産について学べるものだそうです。
また3児の母でイラストレーターのたきれいさんは3年前、我が子への性教育のために絵本を自費出版したそうで、それがKADOKAWAさんの編集者の目に留まり、5月「性の絵本」と題して刊行されたそうです。
内容は男女が裸で抱き合う性交の挿絵はほのぼのしたタッチで抵抗感を和らげており、「昆虫なら見慣れている子も多く、イルカやトンボの交尾も加えて違和感なく読めるようにした」そうです。最後は「おともだちのこころとからだを たいせつにしたら もっとなかよくなれるよ」と結んでおり、「性の話は突き詰めると人権の話。自分も相手も大切にすることを伝えたい」とも。

さらにプライベートゾーンをわかりやすく説いてヒットしたものでは、7月刊行でアマゾンさんの絵本ランクで1位になった「だいじ だいじ どーこだ?」(大泉書店)という本があります。パンツの中、胸、口は「とくべつ だいじ」で「みるのも さわるのも じぶんだけ」と記し、逃げること、大人に相談することの大切さを訴えるそうです。
それぞれの作者は「互いの心身を尊重することを伝えたい」と口をそろえているそうで、性的少数者(LGBT)や人工授精といった現代の状況を踏まえながら、親がいない子どもを傷つけないか、性被害者が自分を責めないかなど、自問自答しながら書き上げたとも。

我が家は娘が2人おりますが、私からこういう話はしたことがありません。もちろん家人が全てやってくれていましたが、もし私だけの片親世帯だったと思うとどう対処したら全く分からずお手上げだったと思います。こうした本は様々なところに置かれて気軽に見る事ができればとも思いました。