TOP ぬかぴーのツブヤキ 災害経験に世代間格差 20年生まれ、祖父母の最大7倍

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発信者:ぬかどこのつぶやき
2021.12.06

災害経験に世代間格差 20年生まれ、祖父母の最大7倍

皆さん、こんにちは。
先日の日経新聞に「災害経験に世代間格差 20年生まれ、祖父母の最大7倍」という記事がありました。

これは、2020年に生まれた子供たちは、将来1960年生まれの祖父母世代に比べて自然災害を最大で7倍多く経験するという記事です。
ベルギー・ブリュッセル自由大学などの国際研究チームが世代別に地球温暖化(気候変動)の与える影響を分析し、9月末に研究結果を米科学誌「サイエンス」に掲載したものだそうで、研究チームは山火事、不作、干ばつ、河川の氾濫、熱波、熱帯低気圧の6種類の異常気象にさらされる確率を世代ごとに分析しました。
その結果は、2020年生まれの人は1960年前に生まれた人と比べて自然災害に直面するリスクが2~7倍高いことがわかったそうです。現在の温暖化の傾向が続いて気温が2.4度上昇した場合、2020年生まれの世代は1960年生まれの世代に比べて約7倍の頻度で熱波にさらされるそうです。
極度な温暖化として3.5度上昇するシナリオで算出すると、さらに深刻な結果を招くと予測しているそうで、2020年に6歳になった子供は、同年に55歳である大人と比べると山火事と熱帯低気圧を2倍、河川の氾濫を3倍、不作を4倍、干ばつを5倍、熱波を36倍の頻度で経験することになるとも。

これに対して若年層の不満は高まっており、段階的な石炭火力発電の廃止で合意した11月の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)についても「明白な失敗だ。リーダーたちが美しい言葉で絵空事の目標を発表するPRイベントになってしまった」(環境活動家のグレタ・トゥンベリさん)などの声が上がっています。

日本ではまた最近地震が頻繁に起きています。私にも20代の子供が2人おりますが、彼女たちの未来を考えると自分たちの生活を犠牲にしてでも、やらなければならないことがあると思いました。