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発信者:ぬかどこのつぶやき
2022.01.06

農家も廃棄ゼロに オイシックス、規格外野菜を商品化

皆さん、こんにちは。年末の日経新聞に「農家も廃棄ゼロに オイシックス、規格外野菜を商品化」という記事がありました。

これは、食品小売り各社が食材の「100%活用」にかじを切っているというもので、生鮮宅配のオイシックス・ラ・大地さんは、契約農家が出荷できない不ぞろい野菜を商品化し、供給網を含めた廃棄ゼロを目指し、セブン&アイ・ホールディングスさんは2050年までに廃棄物のリサイクル率を100%に高めるそうです。環境対策が企業の評価を左右するなか、競合より一段高いレベルに踏み込むとも。
オイシックス・ラ・大地さんは野菜セットなどの定期宅配が主力です。受注に合わせて商品を仕入れるため流通段階での食品廃棄率は0.2%と低く、5~10%とされている一般小売店と比べれば「ほぼ廃棄ゼロ」といえます。ですが、同社が次の段階として目指しているのが、供給元の農家を含めた廃棄ゼロだそうです。
同社は約4000の農家と直接取引しており、畑で廃棄されている農産物を引き取れば契約農家の経営安定にもつながるとも。
加工施設「フードレスキューセンター」を2022年4月にも神奈川県内に立ち上げ、これまで農家で廃棄されていた野菜も一括で仕入れるそうです。
不ぞろい野菜はカットするなど加工し、1食分の調味料と食材をセットにしたミールキットに使い、ナスのヘタなど捨てていた部分も活用するそうです。例えばブロッコリーの茎は食べやすい形に切って素揚げすることで菓子として販売するとのこと。こうした廃棄部分を加工した食品を「アップサイクル商品」と呼び、25年までに年商20億円を目指すそうです。

私も料理をするときはなるべく材料は捨てないようにしていましたが、ナスのヘタは捨てていました。それをなんと揚げて砂糖をかけてかりんとうのようにしているそうです。ここまでこだわってやれば、そのストーリーに引き付けられファンが増えるのではないでしょうか。