ぬかぴーのツブヤキ
レコードについて 前編
皆さん、こんにちは、ももなりです。
今回は、めずらしく音楽、アナログレコードの話です。
2回にわけてお話ししますね。
自分は、昔から音楽が好きでしたがLPレコードを買うほどお金が無いため、レンタルレコード屋さんをよく利用していました。
中学校から帰宅し、家から自転車で5キロくらい離れたお店に猛ダッシュで往復(笑)
最低レンタル時間、確か1日150円や6時間100円?程度だったと思いますが、家でカセットレコーダーに録音し、途中にある本屋さんコピー機で歌詞カード、ライナーノート等コピーし、レンタルレコード屋さんの閉店時間に間に合わせて返却する…結構、至難の業でした。
それが高校生になると、もう少し楽になります。通学途中にそのレンタルレコード屋さんがあるので、本当はいけませんが、学校の制服のまま、寄り道してレコードを借りて家に帰れば、返却とコピー作業だけ自転車で行けば大丈夫になりました。
やがて、コンパクトディスクという便利なモノが発売され、持ち運び、収納が楽になり、更に、アナログレコード時代に悩まされた、「ピチッピチッ…ボト、ボツ!」というようなレコードの溝とレコード針との摩擦や静電気で発生する異音を聞かせられることがなくなり、透明感溢れる音楽が聴けるようになった時は、とても、強いインパクトを感じたのを今でも覚えています。
もう42年位前の話です。
そんな自分ですが、今でも当時のレコードプレーヤー、アンプ、スピーカー、レコード盤等が残っていますので、時間があると「ピチッピチッ…ボト、ボツ!…ブチっ!…」とか音をたてながら楽しんでいます。
レコードを大きな30cm四方程度の厚紙で作られたレコードジャケット、さらにはレコードを保護する内袋から取り出します。盤面の埃などをエアブラシでサッと吹き飛ばし、レコードプレーヤーにのせ、レコードプレーヤーのカートリッジの針先も、毎回、クリーナーで清掃して、準備ができたら、自分で盤面の上までレコードアームごと誘導し、スタートボタンを押すと、回転台がまわり、針がレコード面に触れて音楽が再生されます。
この行為こそが、サブスク、ダウンロード全盛の時代の音楽鑑賞の仕方と違い、面倒ですがたまらなく、わざわざ音楽を聴いていると実感でき素晴らしい時間になります。
続きは後編で。