ぬかぴーのツブヤキ

ニホンオオカミ研究家（自称）のナナわんこです。今回ご紹介するのは渋谷区代々木１丁目にある「代々木八幡宮　出世稲荷」にいるおいぬさまです。

代々木八幡宮は都内屈指の著名な神社で、最近は境内社の出世稲荷が開運出世のパワースポットとして知られています。いろいろサイトが立っているので、興味のある方は検索してみてください。

さて、代々木八幡宮へは東京メトロ・千代田線の代々木公園駅または小田急線・ 代々木八幡駅か数分で到着。喧噪な山手通りに面したさほど長くない石段を上がると、そこは大木に囲まれた別世界です。一之鳥居をくぐり左にある二之鳥居から拝殿が木立の先に見え、荘厳な雰囲気を醸し出しています。

社殿右手には境内社の三社殿があり、さらにその右手おくに目指す「代々木出世稲荷大明神」が鎮座しています。この出世稲荷は先の大戦の空襲（1945.5.25）で焼失した地域の稲荷社や家庭で祀っていたお稲荷さんが合祀されたとのことで、集められたおきつねさまが数多く祀られています。
上まで登りきると、右手に一体においぬさまがいました。

赤いよだれ掛けをかけていますが、明らかにキツネとは違うこわもてで美しいおいぬさまです。なぜ1体だけ、ここに祀られているか分かりませんが、地域での御嶽または三峯信仰との関連がありそうです。

他にも境内には縄文遺跡をはじめとする見どころ・パワースポットが多くありますので、参拝にお出かけください。
ちなみに、先ごろ亡くなられた作家の平岩弓枝さんは、この代々木八幡宮の宮司の娘さんです。