ぬかぴーのツブヤキ

こんにちは。Vaundy を聴きながら書いています、コアラです。
みなさんは、ストリートライブに足を留めたことがありますか？

ある夏の夕暮れ、原宿辺りを歩いていると、どこからともなく心地よい音楽が聞こえてきて、久しぶりに足を留めた時の話です。
どこかの民族楽器なのか、ゆったりとした、聞いたことのないメロディで、この時の気候や風のそよぎにぴったりとはまっています。
だから、心地よく感じるんでしょうか。

近くへ行くと、欧米人らしき男性が一人、小さなお琴みたいな木の楽器を指で弾いて奏でています。
両足はドラムセットの役割なのでしょう、右足首には鈴が巻かれています。
場所が狭いせいか観客は数名でしたが、その曲が終わるまで鑑賞。

CDが何枚か売られており、「今の曲はどれに入っていますか？」と１枚購入しました。

気になって調べてみたらその楽器、なんと、割り箸で作られた自作のピアノ。へぇ～、もっと観察すれば良かった。
サミエルさんというボストン出身のアメリカ人で、音大大学院を出た後に来日、オリジナル楽器をたくさん製作しているそうです。
「割り箸や廃材で楽器」というと、SDGsの何かかと思ってしまう昨今ですが、身近な材料でナイものを作る「音職人」なんですね。

街で音を奏でている人に遭遇したら、ちょっと立ち止まってみては？