TOP ぬかぴーのツブヤキ ある作家について

ぬかぴーのツブヤキ

発信者:名無しの権兵衛
2023.12.20

ある作家について

令和5年11月7日、若く才能ある作家がこの世を去った。酒見賢一氏(享年59)である。ファンの一人として、この場を借りて彼の作品の紹介をさせていただきたい。
「後宮小説」~第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作品。「雲のように風のように」という題名でアニメ化された。作品の最初の1行で目を見張るかも・・・
「墨攻」~墨守ならぬ墨攻である。日中韓合作で映画化された。短編なのでおすすめです。
「陋巷に在り」~春秋戦国時代の魯が舞台。主人公は、孔子がその才能を絶賛したといわれる顔回。大作なので読み始めるには若干勇気が要るかも・・・
「泣き虫弱虫諸葛孔明」~漢字を使う民族の尊敬の対象である諸葛孔明を「風変わりな高学歴フリーター」扱いするなんて・・・
ご興味が湧いた方は、是非、お読みいただきたい。

本棚を探したら「後宮小説」と「墨攻」があった
陋巷に在りの読書記録(読むのに3カ月かかった)