ぬかぴーのツブヤキ

「鐵學（てつがく）」と称して、永遠に交わることのない2本のレールにまつわるお話をツブヤいています。
今回は海外の鉄道ネタです。

写真はオランダの首都アムステルダムにあるアムステルダム中央駅です。
アムステルダムでの観光の中心地のダム広場から歩いて10分ほど。トラム（路面電車）がすぐ駅前まで乗り入れ、人であふれている活気ある駅です。

このアムステルダム中央駅といえば日本の東京駅はこの駅をモデルに設計されたと「言われて」いますが、皆さん見ていかがですか？　全然似ていないでしょう。
アムステルダムには何度もいっていますが、どの角度から見ても似ていません。調べてみてもこの「噂」がどこから出たかも不明、日本の研究者も否定的です。
個人的には復元された3階建ての現在の東京駅（辰野金吾・設計）のほうが、堂々としていて好きです。しかし今の東京駅は高層ビルに囲まれていて、「ヌケ感」からいえばアムステルダム中央駅のほうが独立した開放感あるロケーションで好ましいですね。ちなみの駅の裏はすぐ海に続く大きな河川なので、背景がすっきりしているのです。