ぬかぴーのツブヤキ
発信者:名無しの権兵衛
2025.07.09
岡城跡について
大分県の南西部、もう少し行くと熊本県と言った山の中に「岡城跡」がある。
つまり「岡城(おかじょう)」と言うお城の跡である。
この城は、源頼朝に追われた義経を迎えるために文治元年(1185年)に緒方三郎惟栄なる人物が築城したという伝説(あくまで伝説)に始まる。
以後、当地の為政者の居城となったのだが、江戸から明治に時代が移り、「古いものには価値が無い」といった時代の流れの中、建造物は明治7年に競売にかけられ(おそらく二束三文で売られたに違いない)現在は石垣を残すのみである。
また、この城をモデルに、少年時代を当地で過ごした滝廉太郎が「荒城の月」(「春高楼の 花の宴 巡る盃 影さして」で始まるあの曲である)を作曲したといわれている。
久しぶりにこの城を訪れた。何も変わってないし、これからも大きくは変わらないだろうと感じた。