ぬかぴーのツブヤキ
発信者:ナナわんこ
2025.08.01
╞╪╡ 鐵 學 ╞╪╡(79)さよならSLブームのころ(4)
「鐵學(てつがく)」と称して、永遠に交わることのない2本のレールにまつわるお話をツブヤいています。
今回も「SLブーム」のさなかの記念列車のお話です。
SLブームのさなか、鉄道開業100周年
1969~1970年にかけて、関東圏から蒸気機関車が廃止され、1972年秋は私が通っていた小海線も廃止となり、どんどん煙が遠くなっていきました。
そんななか、新橋~横浜間に日本で最初の鉄道が開通してから100年目の1972(昭和47)年10月14日、鉄道開業100周年行事の1つとして、新橋(汐留貨物駅)~桜木町(東横浜貨物駅)間にC577が牽引する記念列車が運転されました。
鶴見駅、品川駅での熱狂ぶり
写真は鶴見駅です。京浜東北線で南に下りながら、撮影地を探していましたが、沿線はすでに「黒山の人だかり」で、仕方なく鶴見駅まで来てしまいました。
いまは東海道線(上野・東京ライン)の電車が猛スピードで通過する線路脇には、鉄道ファンというよりも近所の方々が押し寄せ、やって来る汽車を待つ姿が。跨線橋の窓や、京浜東北線のホームにもこぼれんばかりの人並みです。
いま考えれば、線路脇まで人が入れるって凄いですね。
列車の復路を品川駅で撮ろうと引き返しましたが。すでに群集でホームに近寄れず、京浜東北線のホームの端で何とか撮影しました。
また八高線でも記念列車が
同じ10月、やはり鉄道開業100周年行事の1つとして八高線・高崎駅~八王子駅間で上下2本のSL牽引列車が運行され、途中の高麗川駅で列車交換するというイベントが週末の5日間にわたり行われました。
こちらは場所的にも東海道本線ほどの大騒ぎにはならず、2年前のさよなら運転よりも人出が少なく拍子抜けした覚えがあります。
蒸気機関車全廃まであと3年ほど、全国的なSLブームがつづくことになります。(おわり)