ぬかぴーのツブヤキ
発信者:桃とココナツ
2025.08.18
鳥取−1
鳥取へ参じる機会がありました。
予想より早い時間に仕事が終了し、帰路出発時刻まで2時間の余裕があったため、急きょ砂丘を見に行きました。
真夏の真昼、気温35度なら砂の温度は50度とも60度とも。
見るだけのつもりでした。
ところが、美しい景色を前に、海の見える近くへ、行けるところまで行ってみたいという無鉄砲が顔を出してしまいます。
砂丘を歩くにふさわしくない出で立ちで、荷物を担ぎ、緩い坂を下って上る。南の島のような海は広く青く大変感動しました。
オチがあります。ワクワクが止まらなかった砂丘歩きの行きはよいよい、帰りは一転、何とも苦しく長い道のりになりました。熱砂がじわじわと足を飲み込み、上っても上ってもゴールが近づきません。VIVANTのシーンが重なります。やっと辿り着いた時には生きててよかったと本気で思ったほど。「vivant」はフランス語で「生きている」「活気のある」という意味だとか。後悔はありませんが二度としません。