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ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ナナわんこ
2025.09.26

╞╪╡ 鐵 學 ╞╪╡(87)鉄道の荷物輸送(2)

「鐵學(てつがく)」と称して、永遠に交わることのない2本のレールにまつわるお話をツブヤいています。
今回も鉄道での荷物輸送のつづきをご紹介します。

今でも鉄道で運んでいる新聞もある

旧国鉄時代に全国を走っていた荷物・郵便専用列車は、1986(昭和61)年11月にJRに引き継がれることもなく無くなってしまいましたが、いまでも少量の新聞輸送が続けられています。
写真は2013年ごろの高崎線での夕刊紙の荷物輸送です。
14時台に上野駅地上ホームを発車する前橋行き電車の最後部1両が「荷物専用」で、一般乗客は乗れませんでした。そこにバラバラと小分けされた夕刊が積み込まれ、到着駅では新聞販売店の方々がホームに集まり、必要なものを降ろして配達に出かけて行きました。

最後部の1両が荷物専用になっています
夕刊を受け取りにあつまった販売店の方々(高崎線・本庄駅)

2015年に上野駅地上ホームからの電車発着が無くなりましたが、今でも高崎線・宇都宮線の上野東京ライン各1本の列車最後部の半分を仕切り荷物室として夕刊輸送が行われているようです。興味があれば気にして見てください。

現金(キャッシュ)まで運んでいた

さいごにオマケのお話。鉄道荷物の中には、現金(キャッシュ)まで運んでいました。写真は1978頃に製造された日本銀行所有の現金輸送専門車「マニ30形」で、国鉄民営化後にはJR貨物に引き継がれ、2003年の鉄道輸送終了時まで使われました。当然運行は秘密裏に行われ、警戒は厳重を極めたそうです。
現在では1両が小樽市総合博物館に保存・公開されています。(おわり)

現金輸送専門車「マニ30形」、隅田川貨物駅(1995年)