TOP ぬかぴーのツブヤキ ╞╪╡ 鐵 學 ╞╪╡(104)どんつき駅(20)JR鶴見線大川支線・大川駅

ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ナナわんこ
2026.01.30

╞╪╡ 鐵 學 ╞╪╡(104)どんつき駅(20)JR鶴見線大川支線・大川駅

「鐵學(てつがく)」と称して、永遠に交わることのない2本のレールにまつわるお話をツブヤいています。
今回の「どんつき=行き止まり」駅は、京浜工業地帯のど真ん中にあるJR鶴見線大川支線・大川駅をご紹介します。

大川支線はわずか1.0kmの盲腸線

JR鶴見線はJR京浜東北線・鶴見駅から終点の扇町駅を結ぶ7.0kmの路線で、途中の浅野駅から分かれて海芝浦(うみしばうら)駅までの海芝浦支線、さらに武蔵白石駅から大川駅まで大川支線があります。

地図:交通新聞社「JR時刻表」を一部加工

大川駅は近隣の大工場への通勤駅として地味な存在であまり知られていませんが、かたや海芝浦駅はホームのすぐ横が海(実際は京浜運河)に最も近い駅、また東芝の社員しか下車できない珍しい駅としてテレビ番組によく登場しています。
大川支線は以前、2両の短い車両が武蔵白石駅の急カーブのホームから発車して、大川駅と結んでいましたが、現在はひとつ手前の安善駅から武蔵白石駅には止まらず大川支線に乗り入れ、鶴見駅と大川駅を約13分ほどで結んでいます。

一日に9本しか電車が来ないローカル駅

鶴見線の本線から分かれると大きく右にカーブし、一直線で大川駅に向かいますが、途中「鐵學(31)」でご紹介した機銃掃射の弾痕が鉄橋に残された「第5号橋梁」を通ります。

1994年まで走っていた昭和ヒトケタ生まれのクモハ12形
機銃掃射の弾痕が残る第5号橋梁

大川駅周辺には三菱化工機や日清製粉鶴見工場、工業団地があり、大川支線は通勤に利用されています。それを裏付けるように、着発する電車は午前7時・8時台に4本、それから日中には電車が来ず、17時から20時台に5本と、一日9本の着発しかありません。
もっとも武蔵白石駅まで歩いて15分ほどなので、日中もそれほど不便ではないでしょう。

大川駅に到着、行き止まりです
かつてはこの先の工場群に貨物線が伸びていました

休日に訪れると、まさに誰もいない無人のホームがあるだけの都会のローカル駅の雰囲気が味わえます。