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ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ナナわんこ
2026.04.10

╞╪╡ 鐵 學 ╞╪╡(114)番号板(ナンバープレート) その4

「鐵學(てつがく)」と称して、永遠に交わることのない2本のレールにまつわるお話をツブヤいています。
鉄道の機関車の番号板(ナンバープレート)のアレコレを数回に分けてご紹介していますが、最終回はなぜこのツブヤキを書いたのかについてです。

印刷機に付けられたプレート

鋳鉄製のプレート、大きさは機関車の番号板の半分ほど(325mm×90mm)

写真のプレートには「MITSUBISHI DAIYA」という文字とスリーダイヤモンドマークがあります。このプレートは印刷機械に付いていたもので、もう40年ほど前、更新・廃棄する印刷機を撤去した際、もらい受け大事に保存しています。
この印刷機は三菱重工製の菊全判2色機で、真っ黒な鉄の塊(かたまり)は横から見るとまさに機関車のようで、その側面に輝いていたプレートです。
どうみても機関車のプレートみたいですね。

それもそのはずで、三菱重工では大正時代から神戸や三原の工場で鉄道車両を製造しており、現在は新交通システムなどの車両を国内・国外向けで広島県三原市の三菱重工業三原製作所で製造しています。
その三原工場では1961(昭和36)年から印刷機械も製造され、「DAIYA」ブランドとして印刷会社で使用されてきました。現在は事業譲渡により三菱重工製の印刷関連機械はなくなりました。

1934年に三菱重工で製造されたC57型114号機(1969年・新小岩機関区)
DAIYAの流れを継ぐいまの印刷機の銘板(リョービMHIグラフィックテクノロジー社製)

蒸気機関車と印刷機が同じ会社で作られ、機関車のプレートと同じような銘板が印刷機に付けられたということをお知らせしたかったのです。(おわり)