TOP ぬかぴーのツブヤキ ╞╪╡ 鐵 學 ╞╪╡(127)線路の幅=軌間(ゲージ)のはなし②

ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ナナわんこ
2026.07.10

╞╪╡ 鐵 學 ╞╪╡(127)線路の幅=軌間(ゲージ)のはなし②

「鐵學(てつがく)」と称して、永遠に交わることのない2本のレールにまつわるお話をツブヤいています。
今回も線路の幅=軌間(ゲージ)のおはなしです。

なぜ鉄道会社により軌間が違うのか

軌間が広い方は建設費がかさみますが、新幹線に標準軌が採用されたように高速性や安定性に有利です。日本では明治5年の鉄道開設に際に、英国の指導で植民地サイズの3フィート6インチの「狭軌」で敷設されたため、その後の国鉄は狭軌で全国に鉄道網を広げました。特に貨物は旅客と違い乗り換えをしてくれないので、貨車を走らせるためには私鉄も国鉄と同じ狭軌で路線を開業していきました。
しかし旅客のみを扱う私鉄では標準軌や馬車鉄道軌間(もともと路面電車で開業)などで敷設しました。そのため関東・中部圏の私鉄は貨物扱いがあったため狭軌が多く、関西では旅客中心の電気鉄道で開業したため標準軌が多くなっています。

大手私鉄の線路幅

東武鉄道、西武鉄道など「~鉄道」という社名は、開業時から蒸気機関車を走らせ、旅客・貨物を扱った経緯から狭軌ですが、阪急電鉄、京急電鉄の「電鉄」は電気鉄道の略で、当初から貨物は扱わず馬車鉄道軌間や標準軌で電車や路面電車を走らせていました。
なかでも京成電鉄は馬車鉄道軌間で開業しましたが、都営浅草線・京急電鉄との相互乗り入れを前に標準軌に改軌する大変な工事を行ったことで知られています。