TOP ぬかぴーのツブヤキ ╞╪╡ 鐵 學 ╞╪╡(137)どんつき駅(34)JR上野駅(啄木編)

ぬかぴーのツブヤキ

発信者:ナナわんこ
2026.09.18

╞╪╡ 鐵 學 ╞╪╡(137)どんつき駅(34)JR上野駅(啄木編)

「鐵學(てつがく)」と称して、永遠に交わることのない2本のレールにまつわるお話をツブヤいています。
今回の「どんつき=行き止まり」駅は、JR上野駅(啄木編)です。

“北”の玄関口だった上野駅

JR上野駅はこれまで何度も寝台特急などでツブヤキましたが、今回は上野駅地上ホームのどんつきのおはなしです。
タイトルに「“北”の玄関口だった」と過去形で書きましたが、いまの上野駅は新幹線や上野東京ラインなどの「通過駅」となり、玄関口の趣きはありません。高度成長期に向かって集団就職などで多くの若者が東北各地から列車に乗り、上野駅に着く様子はテレビ番組などでよく流れていますが、そのころの面影を伝えるものの一つがこの「啄木歌碑」です。

歌碑がつたえる上野駅

啄木歌碑、バックは185系時代の特急「水上」(2000年頃)

歌碑は中央改札口の改札内正面、15番線ホーム車止め前にあり、「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく 啄木」と刻まれています。言うまでもなく岩手県出身の石川啄木の望郷の歌で、1985(昭和60)年に東京北ロータリークラブにより設置されました。
帰るに帰れない故郷を想い、上野駅で交わされる東北人の訛(なまり)を聞きに来たという意味ですね。「そを」は「それを」=「訛を」と解釈されます。
ちなみに、アメ横通にも同じ歌の碑がありますので、探してみて下さい。

なお上野駅の「どんつき」関連は、今後も何回かツブヤク予定なので(啄木編)としました。