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2020.09.14

【 we can do it 】小台工場は全台VOCフリーインキを使用しています

一般的に多く使用されている印刷インキはVOCを発生します

小台工場には平版枚葉オフセット印刷機が5台設置されています。
うち2台(4+4色両面専用機、4色片面機)はLED-UV搭載の速乾型UV印刷機で、他の3台(5色片面機、4片面・2+2色両面兼用機、2+2色両面専用機)は自然乾燥型のインキを使用しています。

多くの印刷会社が使用しているこの自然乾燥型のインキは植物油と鉱物油が含まれたタイプで、この鉱物油からVOC*が発生します。

*VOCとは揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略で、塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどの臭いがあり揮発する物質です。それらが揮発すると大気中の光化学反応により、光化学スモッグを引き起こす原因物質の 1 つとされ、削減と予防処置が求められています。

VOCの詳細はこちら

ライスインキはNonVOC・パウダーレスタイプに

小台工場では2008年に開発された「ライスインキ」の進化系である「NonVOCライスインキ」を自然乾燥型インキとして早くから採用しています。また近年はにはNonVOCライスインキがパウダーレスインキ**タイプとなり、究極の環境配慮型インキとなっています。

**パウダーレスインキとは、自然乾燥型インキを使用した際、印刷後の用紙の重みで乾いていないインキが他の紙に汚れとなって移ることを防止するために、でんぷん質のパウダーを印刷面に散布します。このパウダー量が多いと乾燥後にザラツキや白い汚れとなり、また印刷室内もパウダーの堆積で環境面でも望ましくありません。このパウダーを極小まで少なくできるインキがパウダーレスインキです。

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VOCフリーの印刷インキを全台で採用

またUV印刷用のインキは自然乾燥型インキの組成と全くことなるため、もともと鉱物油は使用されておらず、NonVOCタイプのインキとなります。

従って小台工場の5台の印刷機すべてがVOCフリーのインキを使用しているという、印刷工場では非常に稀有な例となっています(特色インキ等で一部例外があります)。

実際に、NonVOCインキやLED-UV印刷の採用前の環境と比べ、印刷室内のVOC発生は他の溶剤からの発生抑制効果を加えて80%の削減(実測値)となり、「臭わない印刷環境」が実現しています。

小台工場はNonVOCライスインキとLED-UVインキでVOCフリー