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2021.07.19

ロハスプリンティングとSDGs その1 エコキャップ

ロハスプリンティングとSDGsのつながり

 SDGsということばも定着しつつありますが、サンエー印刷グループは2007年から「SUN-A LOHAS PRINTING」をかかげ、゛モノづくりをゴミにしない選択“として、様々な環境配慮型印刷のアプローチをおこなっています。
 当社が実用化した米ぬか油を使用した「ライスインキ」や森林認証紙などの印刷資材面や、印刷物のCO2排出量である「カーボンフットプリント」を高い精度で算出し、カーボンオフセットやグリーン電力の提案といったソフト面まで、多くのサービスがラインナップされています。
 15年間にわたるロハスプリンティングのご提案は、SDGsの17のゴールと大きな親和性を持ち、ロハスプリンティングを採用していただけることで、自然にSDGsに取組み、貢献していることが近年になり着目されています。
 SDGsは国や自治体、企業や学校だけが取り組むものではなく、地球市民が向き合う行動と活動だと思います。このシリーズでは、ロハスプリンティングのサービスだけではなく、サンエー印刷グループの具体的なSDGsの取り組みをご紹介していきます。

身近な環境貢献の広がり……エコキャップ

エコキャップ運動は、エコキャップを改修しリサイクルすることで、資源の再資源化、CO2の減少、この取り組みによる雇用創出を目的に社会に定着しています。最近では駅のペットボトル回収箱にもキャップだけの投入口がつけられているものもありますね。

エコキャップの取り組みとSDGsとの関係では、
直接的には No.12「つくる責任 つかう責任」、No.13「気候変動に具体的な対策を」、No.14「海の豊かさを守ろう」に、間接的にはNo.3「すべての人に健康と福祉を」、N0.8「働きがいも 経済成長も」につながります。

リサイクルをすることでペットボトル使用を持続可能にしていきます
燃やされて発生するCO2による気候変動を抑制します
適切に回収リサイクルされることで、海洋マイクロプラスチック汚染を防止します
当社の回収先では売上を世界の子どもにワクチンとして供給しています
当社の回収先では障がい者の方々が作業にあたっています

小さな数字の積み重ねで、大きな効果を

サンエー印刷グループは2008年からエコキャップの取り組みをはじめました。
過去14年間の数字をまとめると、
 回収量 534kg
 CO2換算量 乗用車0.75台分
 ポリオワクチンで提供した場合  266人分
となります。「14年でこれだけ?」と思われるかもしれませんが、この活動を市民みんなで始めたら、とても大きな効果となりませんか。
1人では小さな数字を多くの人の参加で大きな効果を得ることは可能です。「だれも置き去りにしない」というSDGsの基本理念は、言い換えればだれもが参加できる行動だと思います。

ちっぽけなキャップの積み重ねでも、おおきな貢献ができるますね。